こんにちは!田所雅子です

台風一過。
被害もたくさん出ているようですが、
大丈夫でしたでしょうか。

我が家は大丈夫でしたが、
窓から見える狩野川の濁流が恐ろしいものでした。

 

さて、先日、
久しぶりに森の中で昔話を語りました。
伊豆こどもミュージアムの
森クラブのプログラム
それも幼児クラスに。

 

目隠しをして一人ずつ
細いロープを頼りに森の木の小道、
トレイルを歩いた後です。

 

目隠しをしていましたので、
目以外の感覚が研ぎ澄まされます。

森のにおいをかぎ、
陽ざしや木陰を肌で感じ、
案外にぎやかな森の中の音を聞き、

木々を手探りで触れながら
ちょっぴり不安な気持ちで
歩いたのではないかと思います。

 

目隠しを取ったあと、
明るい苔むした土手に腰掛けて聴いてもらいました。

「三枚のお札」です。
日本の昔話の中では、
幼児にとって怖い話の最たるものです。

小僧さんと一緒に森の中に入り、
栗を拾いながらばばさまの小屋へ。

目隠しをして歩いた
森のにおい、風など、
直接感じながら聴いてもらえたのだと思います。

 

小僧さんは鬼ばばから
無事逃げることができ、
鬼ばばは、和尚様がもちにはさんで食べてしまいます。

「えぇ~~、たべちゃったの~~????」

って大きな声が上がりました。
でもおかげで一安心。

「こわかった~~~。」
「でも、よかった~~!!」

鬼ばばがいなくなって
森の中がこわいところではなくなったのですね。

実によく聴いてくれました。
外でお話をすると、
どうしても注意が散漫になるのですが

全くそんなことはなく、
ぐいぐいとお話しに入り込んでくるのがわかりました。

自分の実体験とお話の体験が
一致した感覚として
入ってきたからなのですね。

 

この聴く力が、国語力のベースになるのです。

 

森ですごい体験をして
帰ってきたのですよ、こども達は。
昔話の大事なメッセージ、
こども達の潜在意識の中にしっかり入り込んだと確信します。