こども表現教室では
育ちあう場作りのために、色々しかけます。
声と言葉のレッスンは個々になりますが、
他の子の声もちゃんと聴いていると、
言葉がたくさん自分の中に入ってきます。
でも、今、こどもたちは本当に
「聴く」ことがなかなかできていません。
聞いちゃいない、
という状態が本当に多い。
人の話に真剣に耳をかたむけることが
ほとんどないのでしょうね。
「おはなしの玉手箱」の時間、本当に大事な時間です。
昔話、絵本、じっくり聴いていただきます。
体を寄せてみんなで聴くおはなしの時間は
本気で聴けるようになると
みんなで一緒に
違う世界へ出かけて行ってのすごい体験になります。
これが味わえるようになると
人の話を聴く耳ができてきます。
とにかく五感を使った体験が乏しすぎるのです。
友達みんなで味わう体験が少なすぎるのです。
みんなでする体験をたっぷり味わって
育ち合っていってほしいと願い様々な仕掛けをしています。
わらべうた遊び、
カプラ積み木での制作、
漢字カルタのチーム勝負などなど
みんなで力を合わせます。