プロフィール
お母さんのためのヒーリングボイストレーナー 田所 雅子
「こどもは自然の中で遊んで育つもの!」という自らの信念のもと、子育ては、都会より川のある自然の中で!と清流に惚れて20年前狩野川上流の伊豆に移住。そこで、末の息子のために川遊びのできるプレーパークを作る。
プレーパークの他、およそ30年になる文庫活動などの子育ち支援の活動で、延べ5万人ほどになるこどもと直接関わる中、こどもがよりよく育つためにはお母さんの関わりが大きいことを痛感する。
こども達と触れ合う中で学んだ「こどもが育つのに大切なこと」を理論的に整理したいと伝承の子育て、最新の子育ての本、尊敬する著名な先生方の教えなどを元に、2011年1月フォーラムを開催し、『育つ力育てる心~子どもの育つ力を奪っていませんか~』と題して冊子にまとめ、その年の8月より無料メールマガジンもスタート。こども向けには、文庫活動をプログラム化してボイストレーニングを取り入れた「こども表現教室」を2012年4月から定期開催。
2年間のメルマガ配信を通じて子育ての悩み相談を受け、無料で個々にアドバイスをしてきたことと、ボイストレーナーとして声の悩みを解決してきた体験から、お母さんが即実践できるようにワークを取り入れたセミナーを開催しようと思い立ち、理論と併せて呼吸法、声の出し方などのワークやレッスンを取り入れた「声と言葉の子育てメソッド」として体系化し、セミナーを定期開催するようになる。
お母さんの声の大切さをお伝えする中、お母さんの声にはこどもの心を癒す特別の力があることが科学的に証明された論文に出会う。
さらにセミナーで実際に学んだ方の実践で結果が出てきたことで、いよいよお母さんの声を磨くことで子育てがうまくいくことを確信するようになり、お母さん向けセミナーを「ままなび塾」と名付けて2014年3月より本格的にスタート。その後さらにブラッシュアップして3ヶ月6回の講座「お母さんのヒーリングボイス養成講座」として提供している。
お母さんたちからは「田所先生のアドバイスで、声を意識して絵本や物語を心をこめて読んであげたら、1か月もしないうちに、親の言うことを聞くようになり、ウソをついては言い逃ればかりするこどもが素直な子になり、こどもとの関係がとても良くなった!」「声と言葉の力を日々の暮らしの中で実感した!」「子育ては、親が何かをしてあげることではなく、こどもの育つ力を信じて見守り、親がリラックスしていればこどもにいい影響があることがわかり、子育てがとても楽になった!」「もっと早く田所先生のセミナーを受ければよかった。たくさんの人に伝えてほしい!!!」と好評を博している。
「こどもは遊んで育つ!」を実践する場、こどもが心から解放され、自由を感じて最高に輝くことのできる場としての「チルドレンズ・ミュージアム」を作って、たくさんのこどもたちに提供していくことをミッションとしており、今後、その実践を支えるものとして、こども表現教室、お母さんのヒーリングボイス養成講座の講師を育てることをライフワークとしている。10年をめどに、現在運営する「NPO法人伊豆こどもミュージアム」とこれから作る講師達を次世代につなげるため、日夜奮闘している。
生粋の猫好きで、ついつい拾ってきてしまい、5匹の猫も家族の一員。
母が他界して4年経つが、ある時突然、本の活字が母の声となって頭の後ろから聞こえてくるという母の声のエピソードが、「こどもの人生を支える母の声」、の根拠の一つとなっている。
マスコミ・メディア掲載
2011年3月静岡県子育て応援事業で子育て支援冊子『育つ力育てる心』を執筆、刊行。
2011年5月 NHKテレビ「ひるブラ」に出演。森の活動を紹介。
2011年10月静岡朝日テレビ「スマイルキッズ」に出演。NPOの事務所兼遊び場を紹介。
2011年11月~2012年12月 地元日日新聞の「放課後相談室」に教育コラムを連載。
2012年『孫の力』6月号で伊豆の語り手として「伊豆半島に伝わる伝承民話の語り手は子育ち支援とお年寄りのケアに心を砕く。」と題され5ページにわたって掲載される。
2013年6月静岡の子育ち親育ちを応援する「情報誌みかん」にコラム連載。
受賞歴
2003年4月 第一回子ども読書推進賞受賞
2003年11月 国際ソロプチミスト天城 地域ボランティア賞受賞
2006年4月 こども環境学会活動奨励賞受賞
2007年4月 一筆啓上賞秀作入選
2009年2月 静岡県子ども未来大賞特別賞受賞